タム コラート

タイ料理といえば、皆さんは何を思い出すだろうか?トムヤムクン、パッタイ?もし、タイサラダといえば、皆さんはもちろん「ソムタム」を知っているだろう。

外国人や日本人にとって、ソムタムはパパヤサラダではないだろうか。しかし、実はタイには人気のソムタムが二つある。「タムタイ」という甘くて辛いソムタムと、「タムラオス」というプラーラーを入れるソムタムである。それに、他の種類のソムタムもいろいろある。例えば「タムコラート」だ。

 タムコラートはコラート県で生まれた。コラートの人は大変甘い味と、大変強いにおいがあるプラーラがあまり好きじゃないので、自分が好きな味で、「タムコラート」を作るようになってきた。「タムコラート」は「そんなに甘くなくて、プラーラーのにおいも強くないのである。タムコラートとは「プラーラーをいれるタムタイ」と説明する人もいるそうだ。

 タムコラートと呼ばれる理由はコラート県に生まれたからだが、コラートの人に言っても、彼らはタムコラートという料理が分からないかもしれない。「タムコラートは何?」と答えられるかもしれない。コラートの人にとって、この料理は「タムパソン」だ。どうしてタムコラートと呼ばないのかは、コラートの人のも知らない。

 「タムタイをタイに来た時、いつも食べて飽きた。つまらない!」「もっとタイ料理にチャレンジしたい!」「プラーラーを食べてみたいが、強いかな?」という日本人や外国人がいると思うが、タイにいらしゃったら、ぜひタムコラートを召し上がってほしい。お勧めだ。

ナーナティ
写真:ナーナティ




 
 


 


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